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スタッフブログ オーナー竹田のブログ: 2016年7月

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こんにちは^_^

七夕も終わり、本格的に猛暑が来そうですね(T . T)

皆さんは日本の美容室のカット料金は高いと思いますか?

私は安いと思います。

先進国のカット料金は100ドルは当たり前です。

最近ではカット料金の低価格を謳っているお店も数多くありますね。

お客様あっての仕事なので、それはそれでアリだとは思いますが、一美容師としては少し疑問を感じます。


ある有名な話をご紹介します。

皆さんも知っている画家のピカソ(生前)の話です。



ある日、ピカソのファンである女性が、ピカソをみかけお願いをしました。

女性:「私はあなたのファンなので、もし良かったらこの紙に簡単でいいので絵を描いてくださいませんか?」

するとピカソは、おもむろにペンを取り出し30秒ほどで紙に美しい絵を描き、言いました。

ピカソ:「100万ドルでこの絵を売りましょう。」

女性は高額な値段に驚いて

女性:「30秒で描いた絵が100万ドル!?」

ピカソ:「いや、30年と30秒だ。」

と言いました。


私はこの話は私達美容師の世界にも通じる話だと思います。

私達美容師はアシスタントの頃から日々、遊ぶ時間や寝る時間を削って練習に明け暮れています。

帰りは終電が多く、金が無くてうまい棒ばっかり食べてたり、水道水ばっかり飲んで腹を満たしたり(アシスタント時代はほんとに金がない)。

周りの友達からの祝日の遊びの誘いにも大概、行く事はできません。

よく、「美容師さんは器用じゃないとできないよね」とか言われますが器用な美容師さんは10人に1人いればいい方です。

みんな何度やっても、できなくてできなくて、『自分は美容師向いてないんじゃないか』とか考え始め、それでも諦めないで練習してやっと2〜3年後にカット練習やらせてもらいハサミ握れましたみたいな感じですね。

みんなスタイリストになる事を目標にして頑張ってますが、スタイリストになったら又新たなスタートです。

スタイリストになっても最初はお客様もいない中、試行錯誤を繰り返して徐々にお客様が増え、後輩指導にも時間を費やし。

そんな、バックボーンがあり、苦労した末に習得した技術です。

もちろん、好きで選んで美容師をしているので技術ができた時の嬉しさや、技術試験に合格した時の喜びは言葉に表しようがない程です。

私が言いたいのは

「もっと自信持った方がいいですよ」

という事です。

カットの時間がたとえ15分でも苦労して学んだ技術、それを修得するのに費やした時間や想いがあなたのカットには宿っています。

本気なら絶対、カットに宿ります❗️

私が言いたいのはこれで以上です。



カットの値段とは、自分自身の美容師としての価値を決める責任ある行動です。

明日から自信を持ちサロンに立ちお客様を輝かせてください。

いろいろ書きましたが、これから、美容師を目指す方が怯まないように伝えますが美容師は本気でやれば、苦労よりもはるかに多くの喜びや、やりがい報酬が得られます。

この記事を読んで「美容師つらそうだから、やめようかな」と思ったらやめるという選択もいいと思います。

でも貴方が本気なら美容師やっちゃうと思います^_^


理解できなくても大丈夫 美容師として大切な事

こんにちは^_^

竹田です。

私達美容師は後輩ができた瞬間から、後輩の美容師としてのキャリアアップの為、技術に対してだったり美容師(社会人)としての指導を行う義務が生まれます。

自分が、かつての偉大な先輩方にして貰った様に、育ててもらった様に師弟制度とまではいきませんが技術職、特有の技術継承の様な色があります。

技術指導や経営理念等の話をしていると良くポカーンとする子がいます。

私もかつてはポカーンとしていたかもしれません。

「ちょっとちょっと、顔作ってと思います笑」

そんな時、今だからこそ思う事は

”先輩や店長やオーナーの言っている事が理解できないのは自分がまだその立場に立っていないからだ”

という事に気付いてほしいです。

あまりに理不尽な事を言う方は論外ですが基本的には後輩に対して、一人前になって美容師として活躍してほしいからこそ、熱く指導したりもします。

先輩の言っている事が理解できないから、
”先輩は間違っている”

とか

”自分の考えとは合わない”

とは考えないでほしいと思います。

自分の可能性を、せばめてしまって本当にもったいないです。

もう少し柔軟に自分のモノサシを広げて下さい。

目線や立場が変わればそこから見える景色もかなり変わります。

自分に後輩ができた時に、後輩に注意をする内容は思い返せば自分が以前、先輩に注意された内容だったりします。

本当に大切なので最後にもう一度


”先輩の言っているコトが理解できないのは自分がまだその立場にたっていないから”


私も逆にアシスタント目線にたってその子の気持ちを理解しようと努めています。

相手の立場に立つ事、これが成功への第一歩!


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