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スタッフブログ

訪問美容始めました



訪問美容

2020年1月10日 Category - baboo Blog, baboo ニュース☆, スタッフブログ
こんにちは


美容師 講習会 火曜日以外 セミナー 勉強会

こんにちは^ - ^

最近頻繁に講習会にでかけています。

技術の向上や、新しい薬剤の勉強、主に座学のセミナーなどにでかけています。

主に火曜日に講習会が多いので、お店が休みの時に行っています!

講習会の参加者は皆、自分の公休を使って講習会に出てるので、モチベーションが高い子ばかりです。

一方でbabooのアシスタントに話を聞くと、休みの日は休みなので、講習会に積極的には参加したくないという子が少なからず、います。

実際、美容師の講習会は火曜日がほとんどなので、行こうと思ったら、公休に行くしかありません。

以前だったら、自分の技術を勉強するのだから、自分の時間を使うのが当たり前で、公休を使いたくないなんて、やる気がないと私は決めつけていました。

ところが最近は火曜日以外の講習会がもっとあってもいいと思うし、時と場合によって営業中に抜けて参加させても良いかなと思う様になりました。

考え方が変わったのは時代のせいなのか、何がなんでも社員に講習会で学んでほしいのか、丸くなったのかはわかりません。

ただ、社員に講習会に出て欲しいと強く思う様になりました。

そして講習会で学んだ事は毎回、必ず社員間で共有して講習会に行かなくても、スキルアップできる様に努めてます。

同じ濃度と同じ量の情報を共有しても、必ず、できる社員と出来ない社員に分かれてしまいがちです。

講習会に参加した人、講習会の内容を人づてに聞いて覚えた人では差がどうしても出てしまっています。

講習会に参加してる最中、babooの社員に聞かせたいなぁーと思うことが多々あります。

"ブリーチやカラー全般の事なら、蒲さんに聞かせたい"

"カウンセリングやメンタル的な内容なら魚住さんに聞かせたい"

"薬剤毛髪知識、コミニケーション的な内容なら時末さんに聞かせたい"

百聞は一見にしかずと言うように、講習会に参加して得る事は多いです。

講習会に行ったことが無い、講習会に公休を使いたく無い美容師さんはぜひ、火曜日以外の講習会を探して、社長なり店長なりにお願いして営業中に講習を受けさせてもらって下さい。

仮に営業中に一人抜けて、店に負担がかかったとしても、講習会で得た事を会社や店で共有して、個人や全体のスキルアップに繋がればマイナスどころかプラスに転じます。

講習会の大切さと楽しさを知ってしまったら、公休を使いたくなかった人も、気づけば変わってしまうかもしれませんし^ - ^

講習会後は、他のスタッフも一目おいて質問してきたり、先輩から仕事を任されたりしやすくなりますよ。

薬剤や技術も進化しているので、先輩より、後輩の方が薬剤知識や技術知識が多いなんて事はザラにあります。

皆さん、技術や知識を増やす選択肢を細くてもいいから、なるべく増やしていきましょう。

最後に業者さん、メーカーさん火曜日以外の講習会をもっと開いて下さい笑

忙しい日でもひぃーひぃー言いながら、アシスタントを講習会にだしますので^ - ^

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美容師 アシスタント 2年目3年目 伸び悩み

こんにちは!

最近アシスタントのデビューまでの期間が業界全体で長くなっているので、アシスタントの練習方法や、スタイリストの指導法など一度見直しを行っています。

会社やお店によって違うと思いますが、以前は3〜4年でデビューする方が多い中、現在は4年〜6年かかる方が多いと聞きます。

加えて、アシスタント2年目3年目で伸び悩む方も多いです。

1年目はやる事、覚える事も明確で多い上に、先輩の指導も行き届いてきます。

慣れてくると、適度な緊張感が無くなってきたり、自分で自分の練習や目標管理をしたり、後輩指導など、やるべき事が多角的になるので伸び悩みを感じる方も多いと思います。

スタイリストデビューは早い方が良いか、遅い方が良いかは人によって異なりますが、私は早い段階でデビューをして経験したほうが良い事が多いと思います。

babooでもアシスタントが4人います。彼らに対して最近気になることは、やる気はあるのに、いつまでも目標達成できなかったり、同じ失敗を繰り返してしまってる事です。

なんで、同じ失敗を繰り返すか、分析をしたところ、気合いや気持ちだけで、頑張ろうとしていたのです。

失敗を繰り返してる子には、

「1回目の失敗した時と2回目、3回目の失敗の時は何か具体的に行動を変えてチャレンジしたの?」
と聞くと、

「今回こそ、今月こそ、頑張ります!!」

みたいに、精神論で言ってくれます!

本気で言ってくれてるからこそ、もったいないです。

気持ちで目標達成やカバー出来ることもあると思いますが

1番大切な事は、失敗した時に、なぜ失敗したかを分析して、どこをどう改善すれば成功できるのか?何が足りなかったのか?改善するためには何が必要かをより具体的に分析できるかです!

具体的な行動を変えて初めて、目標達成や成功に近づきます。

もちろん、気持ちは絶対的に必要ですが、精神論で達成できる事ばかりでは無いです。

以外と勉強したり行動を変えずに、同じ自分でトライしてませんか?

自分も思い当たる節があるので、気をつけないと!


美容師アシスタントのシャンプーが気持ちいい店 練習方法

こんにちは^ - ^

今回は私達、美容師にとって、とても大切なシャンプーのついての記事です。

今シャンプー練習をしてるアシスタントの方、シャンプーをなんとなく行ってる美容師の方、ぜひ読んで下さい。

babooでは、日常的にお客様に
「シャンプーが皆さん、上手ですね」
「こんなに丁寧にシャンプーしてもらったの初めてです」

など、お褒めの言葉をいただきます。

私達にとっては当たり前に日常的に行われてる事でも、他の美容室、他の環境になると当たり前でなかったりします。

よく美容室の施術は、我慢を伴う施術が多いとされています。
「綺麗になる為には我慢しなきゃ」
みたいに言うお客様もいます。

例えば、カットなら切った髪の毛が顔にかかって、かゆいし、首もかゆいし、カラーやパーマも薬品が髪について頭皮を刺激したり、冷たくてヒヤッとしたり、匂いも臭いし、割と気づかぬ内に肩に力が入って、我慢までは行かなくても、決してリラックスしてる環境ではないと思います。

美容室の施術の中で、唯一リラックスできる気持ちいいメニューと言えば、やはり「シャンプー」ではないでしょうか?(当店ではヘッドスパもありますが)

そんな、唯一のリラックスメニューのシャンプーを担当のスタイリストやアシスタントに雑にやられたら、どうでしょうか?ちょっと悲しくなるかもしれません。

なので、babooでは男性、女性、髪の毛の長さに問わず、シャンプーに特に力を入れてます。

癒しのシャンプーや、パワフルシャンプーなど、お客様の好みや気分に合わせたシャンプーを提供しております。

どのくらい力を入れてるかというと、新人美容師が入社後すぐ、シャンプー練習を初めて、半年から一年以上babooのシャンプー試験に合格出来ないくらい、シャンプーを厳しく、指導しています。

個人や店の裁量次第でもありますが、おそらく、こんなにシャンプー練習をさせる店は無いと思ってます。

シャンプー練習に費やす時間が多い理由は、ここであえて沢山挙げさせて頂きます。

*お客様の髪質
*髪の毛の長さ
*髪の毛と頭皮のダメージ具合
*頭皮の固さ
*頭皮の脂の量
*お客様の力加減の好み
*使用するシャンプー剤の選定
*泡だてと泡の固さ
*適切な時間内に
*シャンプーや流しの際に出る水の音
*指の当たりや、頭の丸みにそって洗う
*リズム感
*正中線とハチ部は力を強めに
*ネープの処理(特にバックシャンプー)
*シャンプー中のお客様に合わせた声がけ、接客
*耳周りの水や泡の処理
*指圧のバリエーション
*蒸しタオルの使い方
*水滴一滴残さない、完璧なタオルドライ
*心地よいタオルターバン
etc.....

などなど、挙げればキリがないですが、知識と技術力が伴っていなければ、対応出来ない項目がたくさんあるからです。

これらを高いレベルでムラなくお客様へ提供するとなると、やはり、それなりの時間を必要とします。

お客様から得た施術に関しての情報やお客様の好みをカルテに必ず記入して、スタッフで共有できる様にします。

時間と手間と努力は必要ですが、一度身につけた技術力は、お客様やお店にとって、なくてはならない存在に成長できます。

シャンプーをお客様に任せてもらえたり、指名を頂ける様になれば、その後カラーも任せてもらえたり、自分がスタイリストデビューした時も指名してくれるチャンスが得られるかもしれません。

シャンプーは本当に大切なので、シャンプースキルを研究して、気持ちの良いシャンプーをお客様へ提供して下さい^ - ^


生涯美容師 美容学生、悩める美容師の方へ

こんにちは^ - ^

”生涯美容師として生きる為に必要な事”の続きです。

今回は
②身体と精神共にプロフェッショナルとして健康である
です。


私はいつもサロンスタッフにプロとしての自己管理をしっかり行なう様に勧めています。

風邪等をひかない様に手洗い、うがいの徹底、睡眠時間の確保、栄養のあるバランスの取れた食事を摂る、湯船につかる、など、当たり前の事のようですが、美容師の仕事は不規則な仕事なので、意外とできていない方も多いと思います。

私達美容師の仕事はデスクワークと違い、代わりのきかない仕事です。アシスタントももちろんですが、スタイリストになると何日も前から指名予約をして頂いているので、ますます穴を開ける事ができません。

人間なので、100%体調を崩さないというのは難しいですが、自己管理の徹底で、ある程度は防ぐ事ができると思います。

若い美容師さんほど、風邪を引いて欠勤が多かったり、寝坊等で遅刻する事が多い傾向にあるので、自己管理力や責任感が弱い傾向にあると言われています。

プロスポーツ選手も試合の前のコンディションを整える事に力を注いでいる様に、私達美容師もコンディションを整える事にもっと力を注ぐべきだと思います。

腰痛や腱鞘炎、手荒れ等も、美容師だから仕方ないでは済まない事で、私達の美容師人生の質を下げてしまう可能性があるので、放置せずに病院に行ったり、周りの人の力を借りる事が結果、自身の美容師としての質を上げ、お客様に対する責任を果たす事につながります。

加えて、精神的疲労は肉体的疲労と密接に関係しているので、人間関係だったり、心の疲弊は解消していかなければいけません。

嫌な先輩がいる、美容師が自分には向いてないんじゃないか、忙しすぎて余裕が無いなどの悩みはよく聞くので、そんな時は、自分1人で悩まずに周りの先輩や仲間に相談してみましょう。

社内に相談できる人がいない場合は社外の人でも良いと思います。

ただ、相談する相手を間違えると、良くない方向に引っ張られてしまったり、愚痴を言い合って終わってしまうので、相談する相手は少なからず、仕事において努力をしていたり、成功してる人がいいです。

話す事で自分の考えている事が整理され、スッキリすることもありますし、他人の意見を参考にする事で視野が広がります。

第一に、精神的疲労を貯め続けたまま、美容師を長く続ける事は難しいので、早めに解消する様に努めましょう。

生涯美容師と言っても、自分の力だけでなく、周りの仲間の力、お客様の力、家族の力が必要不可欠です。

裏を返すと、お客様や仲間あっての美容師なので、生涯美容師を続ける事は、コミニケーション力を高め、自身が周りの人の為に何ができるかを突き詰める事です。

利他の精神を持ち、仲間、お客様、家族と共に一生懸命に美容師ライフを楽しむ事が、生涯美容師への一歩かもしれません。


巣鴨美容室 baboo 代表 竹田 岬


生涯美容師として生きると決めたあなたへ

こんにちは^ - ^

巣鴨の美容室代表、兼プレイヤーの竹田岬です。

今年で美容師16年続けてますが、私が美容師を始めた頃とは美容師の雇用環境や教育環境、新卒美容師の減少、少子高齢化によるお客様の変化など、多くの環境が変わっています。

その中でも顧客年齢が上がっていくなか、美容師年齢が上がっていないというギャップが生じています。

そして、今後起こると、私が思う変化が生涯美容師の方が増えるという事です。

女性の美容師さんももちろんですが、今までは男性の美容師さんというと若い方が多かったですが、これからは40代以上の生涯美容師が増えていきます。

美容業界も美容師もお客様さえも成熟しつつあり、次のステージに移行する転換期にさしかかっているのかもしれません。

生涯美容師として、成功する為に必要な事がいくつかあります。

①生涯顧客を創り、生涯美容師として顧客とともに年齢を重ねていけるサロン環境

②身体、精神共にプロフェッショナルとして健康である事

③時代や環境の変化に対応できる柔軟性

④常に勉強、向上する為の探究心


今回は①の
「生涯顧客を創り、生涯美容師として顧客とともに年齢を重ねていけるサロン環境」
に関して書いていきます。


アシスタント、スタイリスト共に、働くお店の環境や出会う人によって今後の美容人生が良くも悪くも変わってしまうのでサロン環境はとても大切です。

生涯美容師として働く為には、なるべく1つのお店で長く働く事が大切なポイントです。

ではどの様な店が適しているかというと、マイナンバー制度のスタートもあり、長く安心して働くには社会保険加入が必然になっています。

そして、その為には高い生産性が求められるので、忙しい店で働く事、自分だけでなくスタッフの意識レベルが高い店が良いと思います。

面接やサロン見学では分かりにくい点ですが、再来率や指名率の、高いお店ほど良いと思います。

少子化による働き手の新規採用の減少、売り上げの伸び悩みによる将来への不安を解決する試みをチャレンジしてるお店こそ、適しています。

当然、お客様も担当美容師と共に歳を重ねて行きますので、髪の毛やお肌、頭皮の変化を捉えて、それぞれの年代に対応できるだけの美容師の技量と技術や商材(低刺激の薬剤や、エイジングケア商品)が生涯美容師には必須スキルとなります。

お客様は「担当の美容師さんと長く付き合っていきたい」と願っていると言われています。

「料金が上がっても、親身に相談に乗ってくれるので、ずっと担当して欲しい」

「引っ越ししたけど、私の髪質を理解してくれているから、通い続けたい」

「同い年くらいなので担当して頂いて落ち着くし安心感がある」

「私の変化に気付いてくれて、とても信頼できるから今後も通い続けたい」

など、様々な声を聞きます。

生涯顧客を創れるのは「生涯美容師」以外ありません。


私も16年来のお客様がいらっしゃいます。

まだアシスタント時代からアシスタントとしてシャンプーなど担当させて頂いていたお客様です。

スタイリストデビューをしてから、主担当で任せて頂き、独立して場所が変わってからも足を運んで頂いてます。

1人のお客様を長く担当する喜びは、美容師としてこの上ない喜びです。

美容師というと、労働時間長いや、給料安いなどマイナスなイメージを持っている方も多いと思いますが、やり方次第で全て解決できるし、今は以前に比べてより解決しやすい時代だと思います。

「美容師は安定していない」というのもウソです。

ただ、生涯顧客や技術力がないと安定しないかもですが、それはどの仕事も実力が無ければ一緒です。

「生涯美容師」として、得られるモノは私達、社会人人生、美容人生において、かけがえのない大きなモノです。

誤解を恐れずに言うと、簡単に比べられる事でないですが、今活躍してる美容師さんの大多数は他の職種の同級生よりも遊ぶ時間を削り、寝る時間を惜しみ努力を重ねてきてるという自負があると思います。

日本人の美容師の技術レベルもホスピタリティも世界一だと思ってるので自信を持って、「生涯顧客創り」にチャレンジして下さい。


巣鴨美容室baboo 代表 竹田 岬


美容師が手荒れで悩んだら 手荒れ対策

こんにちは。

巣鴨の美容室代表 竹田岬です。

今日は美容師の職業病とも言われる、手荒れに関してです。

私は美容歴16年ですが、アシスタント時代から今までずっと手荒れに悩んでいます。

手荒れには人それぞれに原因があり、それを改善できればよくなる事は可能だと思います。

私も改善していないので、説得力がないかもしれませんが、解決法や、上手な付き合い方等を書いて、同じ様に手荒れに悩んでいる方の症状が少しでも改善すれば嬉しいです。

「手荒れにならない為に」と「手荒れになってしまったら」に、わけて書いていきます。


①手荒れにならない為に

美容師の手荒れの原因はパーマやカラーの薬剤によるものと、繰り返されるシャンプーとドライヤーによるものが多いお思います。

基本的にパーマやカラー剤などの薬剤を素手で触るこもはやめてください。

カラーシャンプーの薬剤を落とす際、ワインディング時、パーマの一液塗布の際も必ずグローブを装着します。(グローブ着用しないと薬剤関係は何も素手で触れないので、作業効率が落ちます。)

ワインディングも慣れてしまえば、豆ロットも難なく巻けるので問題ありません。

薬剤に触れる可能性がある際はグローブの着用をルールとして下さい。(ほんとに徹底して下さい)

シャンプーとドライヤーの繰り返しにも工夫が必要です。

人間の皮膚には元々薬剤やダメージから皮膚を守る皮脂が備わっています。

シャンプーによって皮脂が落ちた状態でのドライヤーは手をより乾燥させ、手にダメージを大きく与えます。

そしてシャンプーとドライヤーのくり返しが一度だけならまだしも何度も繰り返し行われると手に相当負担がかかります。

よって、敏感肌であったり、肌が荒れやすい方はシャンプー後にハンドクリームや乳液をめんどうでもつけることが必要です。

私はクリームだとベタついてお客様の髪の毛についてしまうのでサラッとした乳液タイプの保湿剤を使ってました。

オススメは皮膚科で処方される
”ヒルドイドローション”
がステロイド非含有で安心して使えました。

一度手荒れになってしまうと完治させる事が難しくなるので、まだ荒れていない方は予防に力を入れて下さい。

早めに病院へ行き、アドバイスを受ける事も本当に大切です。

複数の皮膚科にかかって感じた、良い病院の特徴をあげるので参考に、して下さい。

*家から近い(遠いと通うのがしんどい)

*美容師の仕事に理解を示して治療してくれる(なかには「美容師やめなきゃ治らないよ」という方もいる)

*ステロイド系の強めのクスリの処方の際、飲み方や必要性を丁寧にしてくれる。(私は本当に手荒れがしんどい時だけに飲む薬を、説明がなかった為常用してしまっていた。)

*今後の治療の方向性を示してくれる

*治療の選択肢を与えてくれる

簡単ではないかもですが、手荒れがひどくなる前に、未然に防ぐのが一番大事なのて、早めに病院に行ったり対策を取れる様にして下さい。


②手荒れになってしまったら

気をつけていても、手荒れがひどくなってしまうのを防げない事もあります。

そういった時はとにかく早く病院へ行き、診察を受けて下さい。

私だけでなく、美容師さんには多いと思いますが、最初に行った皮膚科の先生との相性が悪いと「どうせ皮膚科に行ったって手荒れは、美容師続けてる限り治らないから行かない」って思って何年も病院に行かない期間がありました。

それでも、過去の自分にアドバイスするなら「早く病院行きなさい」と言いたいです。

実際足を運ばなくてはわからない事だらけですが、病院選びの基準は上であげました。

後は相性の合う先生が見つかれば、僕は美容師でも手荒れは治るし、治らなくてもうまく付き合っていけると思います。

手が荒れた状態でのシャンプーのつらさ、ドライヤーの乾燥、キズに入り込む髪の毛の痛み、実際に体験した人でないとわからないつらさがあります。

では実際に私が今までどの様に手荒れと付き合ってきたのか紹介します。

人によって手の平だけ荒れてる方、手の甲だけの方、両方の方いらっしゃると思いますが、基本ばんそうこうは必須だと思います。

色々なばんそうこうを誰よりもたくさん使ってきた中で一番のオススメは
”ケアリーブ”
というばんそうこうです。

水に濡れてもほとんと剥がれず、カットした髪の毛からもキズを守り、美容技術の邪魔になりません。

100枚入りで900円ほど、50枚入りで600円くらいです。

最強のばんそうこう、”キズパワーパッド”なんかは10枚入りで600円越えなので”ケアリーブ”はコストパフォーマンスに長けています。

シャンプーしてもはがれないので本当にオススメです。

私の一日の手荒れケアの流れです。

*朝起きて薬(ステロイド系は極力、使わずヒルドイドクリームをよくつけてます)を患部だけにつけて、その上からケアリーブのばんそうこうをはります。

患部以外にクリームをつけるとばんそうこうの粘着力がかなり落ちます。

なので、必ず患部にのみクリームをつけます。

*そして、朝から終日、ばんそうこうを貼ったまま仕事をします。

ケアリーブのばんそうこうははがれないので、付け替えたりはしません。

*仕事の後、帰宅して風呂の前に朝貼ったばんそうこうを全てはがして、入浴します。(ばんそうこうをはがした後がかゆくなります。ここで頑張って我慢する)

ボディソープやシャンプーは極力、脱石油系や優しいものを使い、手に刺激を与えません。

*風呂上がりすぐに保湿のクリームをつけて綿手袋をして就寝します。(特に手荒れがひどい時、連休前等には”セレスタミン”という、抗ヒスタミン剤とステロイドを配合したものを飲みます。)

保湿クリームはアシスタント時代の金欠時代はマツキヨやドラックストアで販売しているヴァセリンを使用してました。付けても痒くならないし、なによりも安くて大容量。ベタつきがすごいので寝る前しかつけられませんが。

保湿クリームやハンドクリームは人によって痒くなる物とならない物が違うので注意して下さい。

*そして就寝中が要注意です。

寝ながら手をボリボリかいてしまうのです。セレスタミン等のクスリを飲めば痒くなりませんが、飲まないと痒くなってしまいます。

寝ながら手をかかない為の手袋もAmazon等で販売もしてますが、自分はめんどくさくてダメでした。

しいて言えば氷水でキンキンに手を冷やして感覚をマヒさせたりもいいかもしれません。

後はシーツ、布団をなるべく清潔に保つ。

汗をかくと痒くなりやすいので、汗をかかないように風通しや温度管理をする。

爪を短くして、かいてしまっても極力皮膚を傷つけない様にする。

どれもめんどうな事ですが、一番悔しいのは

”夜寝る前より朝の方が手の状態が悪い”

”夜寝ている時に手を掻き崩してしまって今までの努力がパーになってしまう”

この2つだけは避けなくてはなりません。

自分だけの力だけでは完治できなくても、同じ職場で働く仲間、ご家族の方の協力、時にはお客様の温かい気遣い、お医者様のの力を借りて、あきらめないでなんとか手荒れを治して下さい。

私もよく
「手荒れがなかったらカットあと5分は早くできるのに」

「手荒れがなかったら、お客様にもっと気持ち良いシャンプーやマッサージができるのに」

と悔しく感じる時があります。

全国で手荒れに悩む美容師さんの力に直接的にはなれなくても、共感できて、同じ様に手荒れで苦しんでいるけど頑張っている人がいるだけで、勇気がでてくると思います。

私はこれで手荒れが改善した等、もしあったら教えて下さい^ - ^
ここまで
↓↓↓↓

baboobaboo1203@gmail.com

私も手荒れに効きそうなモノがあったら、ブログで紹介させて頂きます。


美容師をやめたいと思ったら 新卒、中途採用の方へ

こんにちは。

美容歴16年、現在美容師兼、経営者の竹田岬です。

だれでも一度は美容師やめたいなと感じた事あると思います。

特に美容業界は5年以内の離職率が80%以上と言われている業界であり、私もアシスタントの下積み時代等に美容師をやめたいなと、感じた事があります。

今回は「美容師やめたいな」と悩んでる方の力に少しでも、なれればと思い対処法を書きました。


美容師をやめたい理由は人それぞれだと思いますが、いくつかにわけられます。


①やりがい(仕事がつまらない)

②下積み時代のつらさ

③待遇

④人間関係

⑤スキル不足

⑥手荒れ、腰痛、体調不良

どうでしょうか?

当てはまるモノはありましたか?

私のアシスタント時代は1個だけでなく4個も当てはまってました。

ひとつひとつ解説していきます。


①やりがい(仕事がつまらない)

現在美容業界に関わらず仕事に満足感を感じている方の割合は15%といわれています。

1980年代から比べると約半分になっています。

それだけ仕事に満足感を感じている方は少ないという事ですね。

仕事がつまらないと感じるのは、自らの願望と実際の業務にズレがあり、モチベーションが下がってしまう事で生じる感情です。

仕事がつまらない時、どのように対処するべきか、どのように向き合うべきか考えていきます。

まず仕事が「つまらない」と「辛い」は似ていますが異なります。

「辛い」は時間的な制約や作業量等の物理的、身体的な苦痛による精神的負担が大きい事です。

「つまらない」と感じる一般的な理由としては「評価されない」 「仕事に意味を見出せない」といった理由があります。

これらを解決する為、仕事を面白くする為には漫然と仕事を行なっていたのでは解決しません。

人が仕事を面白いと感じる為に必要な事は「挑戦」と「競争」が必要だと言われています。

「辛くつまらない作業や仕事に耐える事」は仕事ではなく、「工夫し挑戦して、仕事の質を高めて自らの力をつけていく」のが仕事です。

チャレンジする仕事や仕事の幅を新たに広げて取り組む事で、その見返りに自らの能力の向上や未知の自分に出会えるといった事が起こり、気づいたら仕事が楽しくなっていたという事もあります。

親や周りの方の言いなりでなく、自分で選んだ美容師という仕事。

つまらないと感じる原因は何か、どうしたら楽しくなるか、仕事上の楽しい瞬間はいつか、自分自身と向き合い、楽しさを与えられるのを待つ”受け身”の姿勢から抜け出し、自ら楽しみを探し発信する姿勢を持とうと意識してみて下さい。




②下積み時代のつらさ

技術職においてある程度の期間の下積みは必ず存在します。

美容師としては、主にアシスタント時代がここにあたります。

掃除やスタイリストのヘルプ、チラシ配り、モデルハント等様々な仕事があります。

なんの為にやっているのか分からない事や我慢する事はあるけれど、その中で自分が楽しんで修行に取り組める理由を見つけて我慢を越える楽しさにつなげる事が大切だと思います。

「目標に向かって頑張っている事」が「仕事における下積み」です。

なので目標がなければ下積みではなく、逆になりたい自分や目標が明確な程、下積みはつらくなくなります。

仕事は「やらされている仕事」と「自らやっている仕事」が、あります。

やらされている仕事は楽しくないものです。

下積み時代は自らの経験値をあげる自分への投資と捉え、自分のなりたい姿や目標を明確に決める事から始めると良いと思います。

なんの為にやってるかわからない仕事も今のあなたの目線でわからないだけで、スタイリストになったり、店長、経営者になった目線なら、仕事の意味がわかる事もたくさんあります。

つまり会社や先輩と考え方が違う、間違っていると感じても、あなたがまだその立場にたっていないから理解できない事もあるという事です。

それでも、どうしても辛かったり、つまらなかったら「いつでも辞められる」という心の逃げ道も時には必要かもしれません。



③待遇

現在の美容業界は週休2日制、社会保険完備の美容室が増えてきています。

私の頃の初任給は14万だったので、お給料も以前に比べたら、全体的に増えています。
今の相場はアシスタントで16万〜18万くらいですね。

美容室全体の売り上げが以前に比べ落ちているにもかかわらず待遇は以前に比べると良くなっている傾向にあります。

待遇に関しては、入社してみたら実際は考えていた条件と違ったなんて事が多々あるので、面接時にしっかり確認した方が良いと思います。

社会保険に関しては完備している会社の方が良いと思います。

お休みに関しては個人の見解のもと、選択すればいいと思いますが、週休2日制は少し休みが多い気がします。

週休2日に加え、夏季冬季休暇、有休休暇等を加えると年間で120日前後休みがあることになるので、超一流プレイヤーで、もう安定していて、お客様が自分に合わせてくれるからいいやと言う方以外はあまりオススメしません。

誤解を恐れずに話しますと、一般的な美容師さんより、休みも少なく、休みの日も仕事の事を考えたり、仕事をしたりもする私が現在今のレベルなんです。まだまだのレベルなんです。独立して傍目からは順風満帆に見えているかもしれませんが、謙遜でもなんでもなく、まだまだ技術的にも精神的にも学ぶ事がたくさんあります。

これから美容師を目指す新卒の方、デビュー前のアシスタント、これから技術を学んで行くジュニアスタイリストの方、お休みが多いだったり、給料が高いだったりの様々な甘い誘惑が多いので気をつけなればいけません。

ただ、タイプ的に自分のプライベートの時間もしっかり確保しないとダメな方もいらっしゃるので週休2日が悪いと言っているわけではなく、あれもこれもいいとこ取りはできないので、自分のタイプと自分の目標に合わせて待遇は選んで頂きたいです。

今の職場の待遇に満足していない方も、少なくないとは思いますが、待遇の良い完璧な会社はあまりないと思います。

技術職であり、人と人の関わりが強い美容職において、待遇を最優先して職場を選ぶのは少し寂しい気がします。

待遇も大切だけど、よりその他の魅力が溢れている職場作りが私達美容室経営者、及び美容師一人一人の今後の課題と考えます。


④人間関係

美容師は技術職ということもあり体育会系なイメージがあります。

先輩に無視される、店内で派閥ができている、理不尽な人がいる、セクハラやパワハラ等いろいろですね。

倫理的におかしいお店や人がいる場合は、会社をやめるという選択もありだとは思います。

ただ、自分自身に原因があったり、自分で克服できるケースもあるので、その場合は自分自身の努力で大きく成長するチャンスでも、あります。


人間関係がうまくいっていないと本来の目的や美容師としての大切な気持ちが無くってしまいます。

たださえ、美容技術を学ぶのに大変なのにたまったものではありません。

良い美容室の条件として、しっかりとした上下関係(ピラミッド)が機能している事があります。

上下関係が機能していれば、働きづらい派閥があったとしても解消されますし、嫌な先輩がいても解決すると思います。

人間関係は放っておいてもかわらないので、上司や先輩に相談する等、関係を改善したいという明確な意思を持って行動する必要があります。

人は一人や二人、苦手な人がいるのは当然ですし、「苦手だな」と思う事は悪い事ではありません。

大切な事は「他人は変えられない、変えられるのは自分」という事です。

他人の価値観と自分の価値観を比べて、どっちが劣っている、勝っているという事でなく、相手の価値観も認めた上で行動して下さい。

自分に置き換えると、自分の事を理解してない人に何かを言われても素直に聞けなかったり、反発心が生まれてしまうと思います。

どの業界、どの職場においても一人で働かない限り、人間関係の問題はついてまわります。

良い人間関係を築く為に、相手目線で物事を考える習慣が信頼や信用に繋がります。

試行錯誤しても人間関係が修復しない場合は最終手段として環境を変える事も有りだと思います。


⑤スキル不足


皆さんは自分の事を器用と不器用どちらだと思いますか?

私は自身を不器用だと思ってます。

スタイリストデビューするまで4年半ほどかかりました。

おそらく、不器用と自分で思ってる方が多いのではないでしょうか?

安心して下さい。

私が見てきた限り、世の中の美容師さん9割は不器用だと思います。(むしろ、すぐできないのが普通)

最近は練習量が減っているなど、よく耳にしますが長時間やればいいというわけでもなく、結局は自分自身が「いつまでに○○○を、できるようになりたい」のかだと思います。

3年でスタイリストデビューするのか、5年かかってもいいのか?

「○○○ができなくて、上手くならなくて困ってます」という相談をよく受けますが、もう一度自分自身を振り返って見て下さい。

ちゃんと言われた事、やるべき事をやっていますか?

自己判断でやったつもりになっていたり、自己評価でできてると思い込んで先に進んでいた事がありませんか?

カットもパーマもカラーもブローもシャンプーも技術的に共通している部分が、多くあります。

技術でいき詰まったら、基礎に戻り、自身を振り返り、自己分析を行なって下さい。

あとはお店の先輩からの指導だけでなく、外部講習に行ったり、技術本を読んだり、インターネットで情報を収集したりする事で、より多角的に学べます。

技術習得には、かける時間×練習の質でしかないと思うので、諦めなければ必ず習得できるものです。

私のスタイリストデビュー時代は、万人受けする様に、技術的にも容姿的にも個性を強く出しすぎない様に教育を受けたこともありますが、今の時代は個性を生かしていった方が良いと思います。

自分の好きな技術だけ突き詰めても、それはそれで強力な武器になります。

成長スピードが人と比べて早い、遅いはあまり気にしなくていいかなと思います。

それよりも
”1ヶ月前、半年前、1年前の過去の自分自身と比べて成長しているか”

それこそが一番大切な事だと思います。


⑥手荒れ、腰痛、体調不良

プロとして自己管理はできて当然と言われる自分でコントロールできる事と、肌荒れや腰痛の様に避けようもない事があります。

これは、体のトラブルの重症度によりますが会社、お店、仲間のサポートがないと美容師を続けるのは難しいと思います。

手荒れが緩和されるまで、シャンプー入客を控えたり、シャンプーをイスに座りながら行ったり、周りの方の協力を仰ぐ必要があります。

薬剤ややり方を、変える事で症状が改善する可能性があるので、体質的に美容師は向いてないと決めつけないで下さい。



以上美容師を、辞めたくなる原因を大きく6つに分けて紹介しましたが、辞めたくなる理由は挙げた以外でもそこらじゅうにころがっています。

そして行動を変えずに結果が変わらないと思っている方が非常に多い気がします。

精神論で「今月は頑張ろう」や「やる気を出して臨む」では結果は変わりません。

「行動を変える事」が唯一、結果を変える手段です。

先月や昨日と違う事をたった1日5分行うだけで確実に結果は変わっていくので、行動する事と継続する事を忘れないで下さい。

美容師続ける、続けないに関わらずどの仕事においても共通する事は多いので、何かの役に立てれば幸いです。


hair & make baboo 代表 竹田 岬


美容師の就職先の選び方 美容師を1000人以上見てきて伝えたい事

こんにちは^ - ^

巣鴨の美容室babooの竹田岬です。

今回は美容師の就職先の選び方です。

現在、日本全国で美容室数は約237,000件あり、美容師の人数は約50万人います。

ちなみにコンビニや歯医者の約4倍くらいあるのでかなり多いのがわかると思います。

東京都だけでも2万件以上あります。

「どこに就職していいのかわからない」という声を良く耳にするので、就職先の選び方を紹介します。

大切な事を6つのポイントに分けて行きます。


①自分がなりたい美容師像をイメージする

一番大切な事はあなたがどのような将来像があり、どのような仕事がしたいのか希望のイメージを具体化して下さい。

これはサロンに入社して「何がしたいか」を明確にしないと、どんな条件のサロンが自分に合うかわからないからです。

単純に美容学校を卒業しても美容師、ヘアメイク、アイリストなど業種も選択できますし、美容室一つとっても得意な技術の違いや、サロンワーク以外の活動など様々な違いがあります。

自分のやりたい事、なりたい姿をより具体的にイメージできれば、サロン選びにおいての指標になります。

イメージできない方も好きな技術、興味のある技術、美容学生時代に何が楽しかったか思い出したり、自分自身と向き合ってみて下さい。

10年後になりたい姿がイメージできていたら、どこの会社に行けばそれが叶うか、叶いやすいか考えて下さい。


②教育

簡単に言うと自分が成長できる環境がその美容室にあるかどうかです。

しっかりとした教育システム、カリキュラムがあるか確認して下さい。

美容師はスタイリストになるまで、シャンプーから始まりカラー、パーマ、ブロー、カットなどを学びますが、美容技術の習得は容易では無いので、店内での教育や先輩からの指導が大切なので、教育システムやカリキュラムの有無は重要です。

何年でスタイリストになれるのか?

朝練主体の店か夜練主体の店か?

店の練習会などの有無

外部練習会などの有無

学びたい技術が学べるか?(まつ毛関連、メイク、ヘアセット、着付けなど)

上下関係がしっかりできているか?(経験上、しっかりとした上下関係がない店は教育もなぁなぁになりがちです。)

最近、求人票で”早く帰れます” ”練習は営業時間内にできる” などが見受けられますが、そういった事を売りにしているサロンは注意して下さい。

練習が少ないというのは上達しないという事に近いです。

営業時間内に練習というのも、お客様の数が少なくヒマな店でないとできない事で、あまりにも不確定要素が多いので注意が必要です。

後はお客として来店するかサロン見学などに行かないとわからないかもしれませんが、サロン内の働いてる方の雰囲気を感じたり、自分の成長を真剣に考えてくれる先輩がいるかいないかは本当に大切です。

サロン見学に行かれる際は可能であればオープン前後ではなく営業中の方がそのお店やスタッフの雰囲気がよりわかります。


③お店の規模

大きく分けると有名店、大型チェーン店、個人店に分かれます。

サロンの将来性と自分の目標を重ねて選んで頂くと良いと思います。

独断と偏見もあるかもしれませんが、それぞれ特長をあげると

*有名店

人気があるのと、会社の数が少ないので入社するのが大変。
雑誌の仕事、芸能人のヘアを担当している先輩がいる。
美容師自身の容姿やファッションセンスを求められる。


*大型店

お客様の数が多い。
多角的な教育、意見が得られる。
店舗が複数ある会社は店舗移動がある。
独立支援という形でフランチャイズオーナーになれるシステムがある。
海外研修などがある。

*個人店

アットホームな雰囲気。
地域密着なお店が多いのでお客様と長くお付き合いできる。
リピート率が高い。


④サロンの雰囲気や特長

アットホーム、高級感、ナチュラル様々なイメージがあります。

働いてる人、一人一人が出す雰囲気やオーラのような物がミックスされてサロン内の空気が作られている様に感じます。

美容の技術を習得する事だけで大変なので、人間関係や環境などに悩んでいられません。

先にも書きましたが求人票だけで得られる情報だけではわからないことが多いので実際に足を運び、自身の肌で感じて下さい。

スタッフ間の仲が良いのは良いことですが、友達のような緊張感の無い関係よりは、お互い切磋琢磨して向上しあえる関係の方が良いと思います。

そして、暇な店よりは繁盛店の方が良いと思います。

暇な店には暇な理由があり、暇な店で年数を重ねて美容歴が長くても、繁盛店であれば同じ経験をより短い期間で経験できる可能性があがります。

繁盛店で育った美容師は繁盛する理由を肌で感じており、自身がスタイリストデビューしてからもお客様が多い傾向にあると思います。

立地もターミナル駅にあるお店は新規客が多く、年齢層が若めですがリピート率は低い傾向にあります。

逆に地域密着店は子供からお年寄りまで幅広い年代の方が多くいらっしゃいます。


⑤オーナー・代表の考え 、経営方針

就職したいサロンに目星をつけたら、ホームページや求人媒体、ブログ、SNSなどで会社の経営理念や経営方針を見ましょう。

経営理念にはお客様に向けたものと店舗内のスタッフに向けたものがあります。

簡単に言うとその会社の存在意義であり、美容の仕事を通じて社会に対してどのような存在でいるのかという事です。

個性的な理念もあったりと様々な考えを持つ代表の方がいらっしゃいますが、最も大切にしている部分が理念にあたるので、その考えに自身が共感できるかが大切です。

この理念がもとになり、サロンのお客様へのサービス内容や、従業員への対偶、サロン内のルールなどが決まります。

最近は代表の方が美容師ではない会社も増えてきているので、必ず代表の方の情報はチェックした方が良いと思います。

将来独立願望がある方は、代表の方と直接コンタクトが取れたり、距離感の近い会社が良いと思います。


⑥労働条件

給与や社会保障、休日などです。

最近は以前に比べ社会保険の加入している会社も増えました。

社会保険はやはり、導入している会社の方が良いかなと思います。

特に女性等は産休や育休制度の利用も受けられたりと、もしもの時に備えて入っていた方が安心できます。

初任給や、基本給は高すぎても低すぎても少し疑問です。

大切な事は基本給は平凡でも自分の頑張り次第で給与が上がる仕組みが良いと思います。

高い基本給の所は従業員にとってプラスと捉える側面もありますが、経営者の視点から見ると”従業員がすぐ辞めてしまう”
”求人の応募が来ない”の打開策として給与をあげよう、休日を増やそうという方もいらっしゃるので
、そこには”働きづらい” ”従業員が辞めてしまう”環境がある可能性があります。

アシスタント、スタイリストによって給与体制は異なるのでアシスタントのうちからスタイリストの給与体制もチェックした方が良いです。

休日は現状、個人のやる気や事情に合わせて選択制の所が良いと思います。

他に売りがなく、労働条件を第一に売りにしている会社は少し寂しい気がします。

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以上、就職先を選ぶにあたって大切な事をまとめました。

私自身も18才から大型店に就職して、その後独立して個人店を経営して、1000人以上の美容師さんと接してきて簡単に店や美容師を、辞めてしまったりする人が多く非常に、残念に感じてきました。

少子化とも、いわれ美容師の数が減少傾向にあるなかで、長く続けている美容師さんは本当に貴重な存在です。

入社した会社が想像していた通りの会社で働きやすかったとしても、教育、労働環境、立地、お客様、経営方針全て完璧という会社はないと思います。
多少違っていたとしても、環境に適応して課題や壁を乗り越える過程に成長のタネがあるように思います。

他人事ではなく、自分事として捉え、自ら考え、自ら発信できる人材こそ、求められる素質だと思います。

会社の求人票を見て会社から与えられる事を求めるばかりではなく、”自分が会社に何をしてあげられるか、どんな形で貢献できるか”
という視点を持つ事が結果的に私達美容師自身の価値に繋がります。


hair & make baboo
代表 竹田 岬


美容師に高卒でなるには 早くスタイリストになる方法

今回は高卒で美容師になる方法を紹介したいと思います。

私も美容師になって16年経ちますが高卒で美容室に就職しました。

普段通ってる美容師さんがおしゃれで素敵、昔から髪の毛をアレンジセットするのが大好き等、美容師になりたい理由は多種多様だと思います。

ただ、美容師になろうと思っても何から始めていいかわからなかったり、どうやったらなれるのかわからないと不安に感じている方が多い様に感じます。

私の経験談もまぜながら高卒で美容師になって活躍する方法を紹介していきます。



☆美容師とは☆
お客様の要望に応じて、髪型を美しくデザインする仕事です。
国の指定する美容学校(美容師養成施設)を卒業して国家試験に合格後、免許を取得する必要があります。
免許を取得して始めて美容師として認められます。


では実際美容師になってお客様の髪の毛を切らせて頂くスタイリストになるまでの流れを2つ紹介します。


☆一般的な美容師になるまでの流れ☆


①高校卒業→②専門学校入学と卒業→③国家試験合格→④免許取得→⑤美容室就職(アシスタント)→⑥スタイリスト


☆高校卒業後すぐに美容室で働いて美容師になる流れ☆


①高校卒業→②美容室就職(アシスタント)→③通信制の専門学校入学→④働きながら技術と学科の勉強→⑤国家試験合格→⑥免許取得→⑦スタイリスト


流れはこのような違いがあります。

高校卒業後すぐに美容室で働いて美容師になる流れを解説していきます。


①高校卒業


4月1日から働き始める為には、遅くても高校三年生の年末くらいまでには就職するサロンから内定をもらう為に面接を行う必要があります。

まずはサロン選びのポイントですが最初に働く、アシスタント時代を過ごす環境は大切なので、いいなと思うサロンがあったらお客として来店するか、サロン見学に行ってみた方が良いと思います。

担当の方や働いてる美容師の方の雰囲気を感じて下さい。

そして面接ですが、もちろん技術もゼロで免許が無い状態で面接するので、ハードルは低くくはないとは思います。

面接時に求められる事はあなたの”やる気”と”コミニケーション能力”の2つです。

高卒で美容師になろうという意気込みは面接官の方に必ず届くはずなので、自信を持って面接に臨んで下さい。


②美容室就職(アシスタント)


晴れて高卒での美容師ライフが始まります。

サロンの仕事や先輩等、美容室という環境に慣れる事が大切です。

挨拶や基本的な社会人としての礼儀作法を特に重点的に学びました。

感覚的になってしまいますが、平均的に技術を習得する流れをお話しすると最初の一ヶ月は掃除メイン、二ヶ月から三ヶ月で徐々にシャンプーをお客様へ担当出来る様になります。
半年も経つとカラーリングも塗れる様になっていると思います。

高卒で免許なくても技術の心配はしなくて大丈夫です。私もそうだったので。

今までは学校で ”お金を払って勉強等を教えてもらう” と思いますが、これからは ”お金を給料という形で頂いて技術を学び教えてもらう”
この差は本当に大きいです。


③通信制の専門学校に入学


まずは学校選びですが、専門学校によっても校風や特長がそれぞれ異なります。

全て大切な事ですが候補の学校が ”国家試験合格率” や ”就職率” もしくは”人間性”
等どこを特に大切にしているかを、把握した上でご自身に会う学校を選択するのが良いと思います。

多くの美容専門学校が体験入学やイベントを企画しているので、それらに参加して生徒や先生の生の声を聞いて参考にするのもとてもオススメです。

以前のブログでも記してますが、美容専門学校は大きくわけて3つ制度があります。

☆昼間制


二年制で授業時間が最も多く国家試験合格率も90%以上です。

費用が二年間で約220万円程です。友達もたくさん作って国家試験に安心して臨みたい方は選択する方が多いです。

メイクや着付けの授業も豊富でイベントが多い傾向にあります。


☆夜間制


昼間制と同じ二年制ですが、昼間制より授業時間が国家試験用に絞られている分少ないです。(なかには二年半通う学校もあります)。

国家試験合格率も高く、費用は二年間で約150万円程です。

夕方や夜に授業が始まるので、日中仕事をしながら通いたい方が選択する方が多いです。


☆通信制


三年制で、授業時間は最も短く年間に10日程です。

学校から送られてくるレポートを家でやって郵送で学校に送る形に、なります。

国家試験合格率は昼間制、夜間制に比べるとやや低めで、費用は約60万円程です。

基本的には通信制は入学時に美容室に就職している方が前提となります。

年間で10日程、通学する時間以外は美容室で働く事になるので、たくさんの技術や経験を実践を通して学ぶ事ができるので、早くスタイリストになって一人前になりたい方が選択します。

高卒で美容師を目指す方は通信制を選択する形になります。

学費が安いので働きながら学費を払って行く事も無理なく可能です。(月々2万円以下の支払い)

学費とは、入学金や授業料、教科書、道具等全てにかかるお金の合計金額です。

生徒の年齢は高卒の18才の方から40代50代以上の免許を取得してこなかった(美容師の時代背景により)、ベテラン美容師さんもいたりと様々な年代の方がいます。


④働きながら技術と学科勉強


通信制の方ならではの、サロンで働きながらの技術と国家試験の学科の勉強です。

はっきりいって実技は問題ないと思います。

なぜなら、毎日の営業で行っている事でもあり、既に免許を持っている先輩がまわりにいるので問題ありません。

その反面、学科は自分の力で勉強する必要があります。

私は学科の勉強をあまりやらなかった為に、国家試験の学科の前一ヶ月程に集中的に詰め込んだ為に苦労しました。

一回で合格出来たものの、しっかりと準備を前もって行っていればもっと楽だったのにと感じます。


⑤国家試験合格

”実技試験” と ”筆記試験” で構成されており、両方に合格すると美容師免許を取得できます。

実技、学科それぞれ年二回、2月と8月に国家試験は行われます。

実技と学科は別日に行われます。

ほとんどの美容学生は2月の試験を受験します。

落ちてしまった場合は8月の試験を受験しなおします。

毎年、合格率が高い国家試験であり、受験者数が減少している傾向にあるので、今後も合格率は高い傾向のまま推移すると思われます。


⑥免許取得


国家試験に、見事合格しても申請手続きをしなければ美容師免許を取得することはできません。

申請後、美容師免許が手元に届くまで一ヶ月程かかるので、合格したら直ぐに申請手続きをする事をオススメします。


⑦スタイリストデビュー


美容師免許を取得して、晴れて国から美容師として認められます。

お客様の髪の毛を切る事も法的には可能ですが、免許を取得してからスタイリストとしての美容師人生の新たなスタートです。



ざっと簡単に流れを説明しましたが、なんとなく流れは掴めましたか?

現状、上記で記した流れの通り、高卒ですぐ美容室に就職する事は少しの勇気があれば難しい事ではないです。

私は高卒で美容室に就職できたおかげで23歳で店長に抜擢され、26歳(美容歴8年)で独立を果たす事ができました。

全日制であれば2年から3年は独立するまで多くかかっていたと思います。

高卒で美容師になる最大のメリットは早い時期に経験を積めて、店長や独立を目指さずとしても、早く美容師としての地位を確立できる事です。


自分が本当にやりたい事、なりたい職業が何かわからないという方が非常に多い様に感じます。

高校生でも社会人の方でも美容に興味を持ち、美容師になりたいと感じただけで素晴らしい事だと思います。

ぜひ、夢を実現させるための一歩を踏み出して下さい。


hair & make baboo 代表 竹田 岬


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